次世代データセンターソリューションセミナーに行って来ました
DELLさん主催の次世代データセンターソリューションセミナーに出席してきました。
4つのセッションがあったんですが、一番興味があった、Fusion-IO関連のセッション
- 国内で実施されたFusion-io検証結果のご紹介 - デル株式会社 一志 達也 氏
- MySQL環境におけるFusion-io検証結果とDeNA(モバゲー)における価値 - 株式会社ディー・エヌ・エー 松信 嘉範 氏
の2つをお聞きしました。
とりあえずメモ書きとTweetから簡単レポートを起こしておきます。
国内で実施されたFusion-io検証結果のご紹介
こちらはDELLの一志さんによるFusion-IO(以下FIO)に関する検証結果でした。
OracleとSQLServerでの使用結果もあり。
ホワイトペーパーは跡で出るそうなので期待。
- メモリ?ディスク?
- ディスクとして考えまますが、比べてみましょう
- メモリに関して
- flexmem bridge を使うと少ないCPUの場合のメモリ効率がいい
- パフォーマンス
- 12本の内蔵300GB SASと同等?
- 160GB SLCモデルとの比較
- シーケンシャルであるほどHDDとの差は少なくなる。
- 書き込みは特に、削除も遅い。
- それ以外であればめちゃくちゃ速い。
- SSS(Solid State Storage)の容量
- キャッシュヒット率は維持するのが大変
- 今まではどうしてた?
- SQLチューニング
- メモリ追加
- HDD追加
- 今まではどうしてた?
- たとえば:Oracleの場合
- たとえば:SQLServerの話
- スペック
- R810
- Fusion-IO:320GB SLC
- 内部ストレージ:146GB 15000Krpm
- 外部ストレージ:EMC CX4
- データベース
- データ20GB
- ログ5GB
- それぞれ1つずつ
- ベンチパターン
- HDD
- ログだけFIO
- すべてFIO
- ログだけ置いても余り効果が無かった
- 多重度
- 多重度を上げると、FIOとHDDの差が少なくなる
- その代わりCPUの使用率がHDD待ちの時間が大きくなり頭打ちに。
- CPUを高速にしてもFIOなら使いきれる
- バッファキャッシュを減らしてみる
- キャッシュ減らしたら、FIOが優位に
- 減らす前、1:2
- 減らした後、1:4.5
- 外部ストレージとの比較
- 12HDDのCX4との比較
- 速度比較 1:1.64
- CPUもFIOのが有効利用 68%:80%
- FIO速い
- スペック
- 検証まとめ
- 導入パターンは3つ
- 全データを置く
- 一部データを置く
- 置かない(導入しない)
- どこに入れる?
- I/Oの使用頻度の高い領域を確認してそこに入れよう
- DELLにご用命をw
- 導入パターンは3つ
- なぜFIOは速いのか
- 他社製PCI-eカードとの比較
- 予備領域とパフォーマンス
- 予備領域を広げることが出来ます
- メリット
- より長い間カードが使える(予備領域であればグルーニング時にも使われない)
- 予備を広げることでパフォーマンスがあがる:書き込み時のロジックによる
- 予備領域が50%を切ると警告
- 予備領域が25%を切ると予備領域の消耗を抑える動作に変わる
- 寿命
- 160GB SLC で 75PBライト -> 10TB/day 20.5年
- MLC だと -> 1TB/day 22.5年(失念。大体この辺。)
- 管理ツール
- なんでDELL?
MySQL環境におけるFusion-io検証結果とDeNA(モバゲー)における価値
こちらはid:rx7さんのまとめが詳しいのでそちらをw
DeNA松信さんの「MySQL環境におけるFusion-io検証結果とDeNAにおける活用価値」セッションメモ
思ったことだけ。
まとめ
まあ自分も前回FIOの話をしたりしましたけど、言いたい事は結構かぶってるなー。見てるところは同じだなー。と思いました。
- パフォーマンスはちゃんと出てます
- 決して手の届かないものじゃないですよ
- インフラ/アプリ自体の常識が変わります
て所なんだろーなと思います。
あんまり持ち上げすぎて品薄にならなければいいんだけどw
終了後
会場に来てた方々で飲みながらFusion-IOの話をしたり、合コンの話をしたり、ガラケーの話をしたりしましたw
@htairaさんがこんなコロッケを作ってもらってたw