256bitの殺人メニュー

インフラエンジニアだったソリューションアーキテクトなくわののブログ。こちらのBlogは個人の意見となっていて会社とは全く関係ありません。お約束です。[twitter:@kuwa_tw]めんどくさがりが重い腰を上げて何かをアウトプットすることにどれほどの意味があるのかを試してみたいブログでもある。

『インフラエンジニアの教科書』この本をなんと呼ぶ?教科書と呼ぶ!

ぼくがいわゆる、インフラエンジニア。サーバサイド等をやるエンジニアになった時に何かに詰まったり、気になった事ができた時にGoogleで検索して、良く出てくるページが有ったんです。それは「sanonosa システム管理コラム集」でした。
その頃はインターネット上の情報もそんなに多くなくて、sanonosaさんの知識は幅広いしありがたいなぁ、と思ってました。
それから、ぼくのRSSリーダー(その頃はWebで見れるRSSリーダーってあんまりなかったですねw)には長らく、 @ さんのブログは入っていたと記憶しています。


その@ さんの書いたインフラエンジニア向けの本が出るということで、もし初心者向けだったとしても買うしかない、と思って即決で買った本が、こちらの『インフラエンジニアの教科書』です。



インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書


初心者向けだったとしても、みたいなことを言いましたが、結論から言うと、現役のインフラエンジニアでも読んで損はない本だよ、と言う本でした。
ホントすいません(; ・`ω・´)

概要

インフラエンジニア、と言われている職種がどのような仕事をし、それを実現するためにどのような知識が必要なのかを網羅的に説明している本になります。

内容

まず最初に思ったのは、インフラ技術にフォーカスした本は多くても、インフラエンジニアと言うテーマに沿った本、というのはあんまり無い本だなぁと。
そして、さらにいうと、購買関連の知識まで書いた本というのはエンジニア向けの本としてはあんまりみたことなくてカバー範囲すげぇ!と本当に感心しました。


多かれ少なかれ、技術書、というのはハウツー本、の様相を呈しているものだとおもいますが、この本は、教科書です。
教科書には、やり方だけではなく、本質的な事もかいてあります。
もちろん、一つ一つの事柄にはもっと深い理由や、細かい事象が存在しています、ですが、教科書に必要なことは、あるテーマに対して全てを網羅し、必要な事に対するとっかかりを残しておくこと。だと思っています。
この本はサーバ、ネットワークから始まり、セキュリティ、運用、購買、商談、ファシリティ、セキュリティ、データセンタ。
これだけの内容を200ページ足らずの1冊に含めて、説明できていることが、脅威です。


もちろん、これだけの内容の全てを語りきれてはいないかもしれませんが、これぞ、まさに、教科書です。
「教科書」が達成できていると感じました。


さらに、最初に書いたようなエンジニアである@ さんの知見が随所にみられ、自分の知識と照らし合わせることで正しいのかな、どうなのかな?と考えながら読み進めるだけでも面白くためになる本でもあります。
非常に読みやすいため、飽きずに最期まで読めてしまいました。


ぼくらの業界では時間の流れが早い事もあって、こういった根本的な部分って業務で触るまで何があるのか、わからんとなることも多く、それって世界を無駄に狭くして(た|る)よなーって思うことがあります。こういった本があることで、そうかー、こういう仕事をしていくといいのかな?とかこういう仕事をしたい!とかそういった事を考えるキッカケになるかなーと思います。*1

まとめ

これから、少なくともインフラエンジニアといわれている(この呼び方には賛否がある方もいるかと思いますが、サーバサイド、から物理層、のレイヤーが下よりの)エンジニアを目指している方、現在そのような仕事をしている方には勉強、共感、比較、いろんなことができる本だと思いますので是非読んでみてはいかがかと思います。


最後に、、、サインくださいm(_ _)m

インフラエンジニアの教科書

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中国超人インフラマン [Blu-ray]

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*1:本来現場の人間がちゃんとやれよって話ではあるんですけど、、、なかなか難しいことも多いですよね(;´Д`)