256bitの殺人メニュー

インフラエンジニアだったソリューションアーキテクトなくわののブログ。こちらのBlogは個人の意見となっていて会社とは全く関係ありません。お約束です。[twitter:@kuwa_tw]めんどくさがりが重い腰を上げて何かをアウトプットすることにどれほどの意味があるのかを試してみたいブログでもある。

『7つのデータベース 7つの世界』はデータベースの海を渡る羅針盤だ。

はい、おつカレー様です。くわのです。


羅針盤だ。とかカッコイイ(そうでもない)事を言ってみた(ドヤァ
オーム社さまから出版されております、『7つのデータベース 7つの世界』を献本いただきました!
オーム社さま、@ さんありがとうございました!



そこで、ちょっと遅れてしまいました(スイマセン(´Д⊂)が、感想などを書かせて頂きました。

どんな本?

まず、この本がどんな本か。というのが気になる所だと思います。


自分はこの本に対して、
「データベースと言われているソフトウェアたちがどのようなアーキテクチャで動いているかを知ることによって、適材適所を見つけるためのインデックス」
と理解しました。

内容

この本ですが、その名前の通りに7つのデータベースについて説明していきます。

各データベースについて、3章=3日に分けて、各アーキテクチャの特徴的な部分を包括的に学べる構成になっています。
アーキテクチャごとにわかりやすく要点が書いてあったので、読んでて単純に興味深く、面白い本でした。

RDBMS?NoSQL?

この本では様々な形のデータベースが説明されています。
いわゆるRDSMSといわれるもの=PostgreSQLから、KVS(キーバリューストア)と呼ばれるもの、カラム指向、ドキュメント指向、グラフ指向。指向指向ってなんだよ!
、、、スイマセン取り乱しました(;・∀・)


その他にもスケールアウトできるの?できないの?冗長化はどうやってるの?とか。
データの持ち方、データアクセスの仕方、MapReduceの実装、インデックスの有無。
などなど。


本当に昨今はNoSQL戦国時代のようにたくさんのNoSQLが出ています。
そしてNoSQLは特に得意、不得意がはっきりしている傾向がありますので、「これに使えるかもしれないなー」「あー、違かったかー」(はじめに戻る)だと苦労しますよね。


以前だと使ってみて、こういう感じかー、へーっでわかっていた物、わかっていたつもりで使ってみたら違かった物、様々ありました(・。・;、
この本はそういった部分に対して、ベストプラクティスな使い方を得るための一助になると思います。


最後の方に付いている各データベースの比較表が地味ですが、網羅的に知りたい事が書いてあって良い感じです。

まとめ

NoSQLは知ってるけど、ほんとに使う意味があるの?とか、こういう部分に使いたいんだけど、これってあってるの?
っていう人などに、ご興味があればぜひお手にとっていただけると良い本だと思います。
別に今NoSQLなんて使う予定ないよ?って人にも、いざというときのための引出として持っておいても損はないと思います。
# 大規模運用になるにつれ出てくる問題っていうものもあると思いますが、、、それはまた別のお話、、、。


とても面白かったので、『7つの言語 7つの世界』も読んでみよう。


7つのデータベース 7つの世界

7つのデータベース 7つの世界

NANA - ナナ-  1-21巻 セット (りぼんマスコットコミックス―クッキー)

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へえ、あんたもデータベースって言うんだ

jenkinsをApache経由でBasic認証するときに401が出て困る問題の対処(ハマったメモ)

jenkins先生をやんごとなき事情でBasic認証かけたいとき。

はい、乙カレー様です。桑野です。

Jenkins先生を公開したいなーって時とか、違う部署で見せたいなーみたいな時にお手軽に認証かます。
そう、Basic認証でしょう。
なんか謎にハマったのでメモ。

追記(1/31)

Authorizationヘッダさえバックエンドに渡さなければいいので、Securityオプションは有効でもOKでした。
ということで、これ、Apacheの設定だけで行けますね(;・∀・)スイマセン

基本的なBasic認証のかけ方

まず基本的なBasic認証のかけ方は公式のWikiのここですな。

具体的に書きます。

パスワードファイルの作成
$ htpasswd -c /etc/httpd/htpasswd jenkins
Password: password
Password: password
Apacheの設定
<VirtualHost *:80>
  ServerName jenkins.example.com
  ServerAdmin info@example.com
  ErrorLog logs/jenkins_error_log
  CustomLog logs/jenkins_access_log combined

  ProxyPass / ajp://127.0.0.1:8009/
  ProxyPassReverse / ajp://127.0.0.1:8009/
  RequestHeader unset Authorization  # <- 追記(1/31):バックエンドににAuthorizationヘッダを渡さないようにする。
  
  <Location />
      Order allow,deny
      Allow from all
  </Location>
  <Location />
    AuthType Basic
    AuthName "Jenkins Authentication"
    AuthUserFile "/etc/httpd/htpasswd"
    AuthGroupFile /dev/null
    Require valid-user
  </Location>
</VirtualHost>

ですね。

あれれ?

これでもなんでか無限にBasic認証のダイヤログが開く、、、まだ開く、、、なんでやねん!と思います。
認証外すと普通にいける。

わけわからんなーと思って、カッとなってwireshark使って(早い)戻ってくるコンテンツ見ると。

Status Code: 401

Exception: Bad credentials
Stacktrace:
(none)

Generated by Winstone Servlet Engine v0.9.10 at Mon Jan 28 19:44:23 JST 2013

あれ???Winstone Servlet???


おい、先生!


結論から言うとこのへんの公式Wikiにありましたが、Jenkis先生のセキュリティオプションが有効になっているとProxy通ってくるcredential見て怒ってくるという事のようです。

というわけで、

先生の設定を変更。

$ cd /var/lib/jenkins
$ diff config.xml.org config.xml
9c9
<   <useSecurity>true</useSecurity>
---
>   <useSecurity>false</useSecurity>
93c93
< </hudson>
\ No newline at end of file
---
> </hudson>

無事

認証が通りましたとさ。
めでたしめでたし。


Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)

Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)


[asin:B00AXWK3CA:detail]

CROSS 2013の「継続的サービス運用のゲンバのハナシ」に出たよ

はい、乙カレー様です。桑野です。


かなりおくれちゃいましたが、1/18に、CROSS 2013が開かれました!
「Webテクノロジーに関わる人たちが集まり、Web技術について横断的に、過去・現在・未来について縦断的に語り合うイベント」(公式サイトより)と言うことでしたが、そこで「継続的サービス運用のゲンバのハナシ」ということでパネルディスカッションに登壇させて頂きました。

出演者

  • @netmark_jp さん
  • @kazeburo さん
  • @mirakui さん
  • @tnmt さん

と、私@kuwa_tw でお送りしました。



姉妹でセッションだった「継続的サービス改善のゲンバのハナシ」とネタがカブるかなカブるかなと思ってたらカブったりもしましたが喋った人たちの立ち位置の違いや、おしまい姉妹さんのお陰で別個でみても、一緒に見ても面白いパネルディスカッションになったかなと思っています。


CROSS2013でシステム運用についてのセッションしたよの話


寝れているのか?の話や、最終的に運用の問題は組織に帰属するんじゃないか、という部分とか最近ちょこちょこ考えている事に対してのヒントになったかな、と思っています。
お酒も入っていて、多少暴論かな、と自分で言いながら思ったりもする話もありましたが(;・∀・)
勝手に育つ発言とかは、勝手に育つ人は何もいらないというか、ガイドだけあればいいけど、ではそうじゃない人は?そこに行けないのか?って言うと、そうではないとも思うので、そこを考えていくのが僕らの仕事でもあるのかな、と思います。と言いたかったりしたんですけど言えなかったのはビールのせいです。
他にもいろいろありましたけど、ちょっと記憶が薄いのですが、とりあえず@rx7の人をパネルディスカッションするのをみたいというのはおらにえさんと同じ思いですw

遅れてしまいましたが、

セッションオーナーの@netmark_jp さん。
出演者の方々。
聞いてくださった方。
CROSS運営の方々。


皆様ありがとうございました!!


プロのための Linuxシステム構築・運用技術 (Software Design plus)

プロのための Linuxシステム構築・運用技術 (Software Design plus)


[asin:B003LKI5NA:detail]

ギャラクシー的に2013年の目標/やりたいこととかまとめて見よう

おつカレー様です。桑野です。
改めましてあけましておめでとうございますm(_ _)m


去年のまとめはこちらにまとめましたが、2013年もあけて、そろそろ今年の目標とかやりたいことを書いていこうと思います。
来年の目標!

  • 今まで体系的な手法とか、考え方をまとめる
  • コードを書く
  • やりたい事に関する勉強会を開催する
  • 英語をやる
  • 家庭も大事に
  • 自分の舵取りをする
  • 健康を維持する


というところで!

今まで体系的な手法とか、考え方をまとめる

自分の頭にあることとか、自分としては当然だと思っていることがあってもそういうことを体系化して落とせてないことも多かったり。
そういうことを体系化して落としていきたいと思っています。
TIPS系になるかもしれませんが、そういうのが頭の中にしかないのであればそれはただの負債だよなぁ、と昨今思っているので出せるだけ出していけるようにしたい。

コードを書く

言語は別に選ばなくていいんだけど、基本的な実装力、読解力をもっと付けないとなーと思う事も多々あるので、機会を見つけつつ、上での体系化とあわせて手で作業するのを出来るだけ少なくしようと思っているのと、趣味で時間があればちょっと書くとか、そういうコードを書く(そして公開していく)のを習慣にしていきます。

やりたい事に関する勉強会を開催する

DevLoveさんで話したみたいに、色々自分が知りたいこととか、みんなで勉強したいこととか、聞いてみたいこととかをざっくばらんに話す場としての勉強会みたいなのを本当にカジュアルに(「御飯食べて帰ろうぜ」の延長線でいいと思っている)やって行きたい。

英語をやる

去年は旅行なども行く機会が多く、去年だけで通算何カ国か回りまして、色んな国の文化やら人やらにふれた結果、英語の必要性について強烈に植え付けられました。
(何言ってるか何分の一しかわからない時の悲しさと言ったらなかった)
ので、TOEIC位はがんばろうという気になりました、、、ので今年は受ける!ついでにある程度の得点を取る!事を目標にしたいです。
・・・まず1回受けないと( ー`дー´)キリッ

家庭も大事に

去年は結婚もいたしまして、働き方も、働き方に対する考え方も大きく変わった歳でした。
働き方に関してもまだまだ勝手がわかっていない部分がありますが、働きながら公私の良いバランスを取っていこうと思ってます。
仕事を頑張るのと同時に家庭も守れるように頑張っていきたいです。

自分の舵取りをする

仕事でやっている以上自分のやることが会社に貢献できていないと行けないという話はありつつ、自分はどのような形で会社に貢献していけば良いのかというのは誰もが常に考えている問題だとは思います。
この半年でも自分の属している組織も大きく変わりましたし、この先の1年でも多かれ少なかれ変わると思います。
そういった変化の大きい中でも変わらない自分の役割を継続して見つけていかなければと思っています。
技術志向かもしれませんし、プロジェクトマネジメントスキルかもしれませんし、キャリアプランかもしれませんし、考え方かもしれませんし、会社かもしれませんし、様々な形があると思いますが、できるだけ見誤らないように選択しないといけないと思います。

健康を維持する

やはり結構なお歳になりましてわかったのは、健康は自然にやってくるものではなかったのです。
ただのんべんだらりと過ごしていても健康にはなれないのだと。
という事で、食事に気をつけたり、適度な運動をしたり、という事は意識的にやっていかなくては。


カレー断ちは、、、ちょっとできそうにないので回数を減らそうかと思いますカレー(^q^)

色々ありますが

今年も皆様よろしくお願い致します!

2012年ブログ記事のアクセスランキング!

あけましておつカレー様です。
いまふと、折角2013年になりましたので2012年でよく読まれた記事のランキングを出してみようと思い立ったのであります。


ドゥルルルルルルルルルルル、、、、

そして

AWSで今から始めるmongodb(1) が、(1)で終わっていたことを思い出してショックを受けている、、、(; ・`д・´)カ・・・カコウ・・・

今年も

よろしくおねがいします!


日本全国まるごとランキング (リイド文庫)

日本全国まるごとランキング (リイド文庫)

銀河的に2012年を振り返ってみる

今年もあともうちょい

はい、乙カレー様です。桑野です。


今年もあと数時間というところですが、今年をなんとなく振り返ってみようと思います。

仕事

仕事としては、引き続きと言う仕事が多かったのですが、そういった中でも今までは結構個人主義というか、みんなやることやってればいいんじゃない?からチーム/組織で仕事をするためには何が必要なのか、と言うことを考えた1年だった気がします。
それがいいのか悪いのかはわかりませんがw

もんごもんご

そして今年ももんごもんご言ってましたが、色んな場所でMongoDBの話をできたというのは良かったと思います。

あと、「MongoDBのはじめての運用テキスト」も出せましたし。
来年は、そろそろ使い方云々の話は聞き飽きた部分が大きいと思いますので、具体的なMongoDBのユースケースを出して言ったり、情報交換していきたいなーとも思っています。*1
あと、おい!もんご!って言われないようにMySQLも使いたいです( ^,_ゝ^)

勉強会活動

qpstudyは相変わらずのマスコット的にスタッフやっておりましたが、今年のqpで僕が一番良かったのは寸劇がやれたことですねw
だいぶ面白かったし、新たな勉強会を開拓できたんじゃないかと思っています。
CROSS2012さんや、DevLoveさん等、他の勉強会にもよんでいただけたりと、充実した勉強会活動でした。
今年は参加する勉強会は減ってしまった感はありますが、前回エントリで書いた様に来年からまた色んな勉強会が増えてくるといいなと思ってます。

Blog

今年はだいぶ塩漬けになっていたと思われるBlog活動をちゃんとやる様にしました。
それほど自分では大したことないと思っているTip系の話なんかも意識的に積極的に出すようにしました。


自分のログって言う意味もありますが、自分のクラスタとか、興味のベクトルの表現をといった物をハッキリするのに小さいことでも書いていくべきなのかなというのを思ったというのもあります。

プライベート

まず、結婚しました、というのが大きいですw
結婚したことで色んな場面で考え方が変わった部分が大きくあって、それが仕事のところで書いたチームで仕事をするためには、とか、そういう部分だったりもします。
ただ守りに入り過ぎないようにもしないといけないので、だからこそ仕事を頑張らないと!みたいな気持ちも持って行かなければとは思います。

といったところで、

色んな意味で自分の人生で1,2を争う転換期だった2012年じゃないかなと思っています。
というところで2013年はどちらの方向に帆を張って進んでいくか、みたいな事を考えるといいのかな、と思っています。
だけどもっと貪欲にやりたいことを追求していきたいですねー。

それでは

良いお年を!!!



MongoDBイン・アクション

MongoDBイン・アクション

*1:とりあえず大量のログはやめてあげて

DevLove Conference 2012で「勉強会コミュニティがぼくの エンジニア人生にもたらした事。 あと、NoSQLとの付き合い方。」という発表をしました。

DevLove さんおめでとうございます!

おつカレーさまでございます。


遅くなりましたね、、、これ、、、ごめんなさい。
DevLoveさんが100回突破ということで、12/15,16に行われたDevLove Conference 2012で、私も僭越ながら発表をさせていただきました。
DevLoveさんの歴史を見ながら、勉強会が大きくなっていくこととはこういうことなのか、とか、DevLoveに関わってきた人が現在一線で頑張っているという所でDevLoveさんが人気あるのはわかりますなーって言うことを再認識しました。
Matzさんが来る勉強会になるというのは凄いな、と素直に感動しました(; ・`д・´)

発表資料

で、僕の方の発表は、DevLoveさんということと、100回記念ということで、勉強会と関わって変わったなーと思うことやと、NoSQLを例に上げたつきあい方の話。
そしてこれからの勉強会について考えていることをお話させていただきました。


これからの勉強会

先日のエントリで、「勉強会なんてやらなくても良い」というエントリが話題になっていましたが、この話はすごく良く分かります。


セミナー形式の勉強会形式に慣れてきてしまったのは間違いないのではないかとは思っています。
加えて、勉強会に関わる人が増えることで方向性が発散してしまい、自分にフィットする勉強会が少なくなってきた、と言うこともあるのかもしれません。
それを打破するひとつの方法として、これからはもっと勉強会は個人まで落ちてきてもいいんじゃないか、自分の知りたいこと/やりたいことをやるために自分で勉強会開くのもいいのではないか、というのも思い始めていたので上の資料に書きたかったことの一つではあります。


もちろんセミナー形式の勉強会は知識をコモディティ化したり、包括的に説明するには良い形式なので、セミナー形式が悪いとかではなく、いろんな形があってもいいではないかと考えています。
パネルディスカッション形式、ハンズオン形式、アンカンファレンス形式、全員発表形式、ワールドカフェ形式、ロールプレイ形式、バトル形式、寸劇形式、クイズ番組形式、大喜利形式、今年見た中でも色々な勉強会形式がありましたし、先ほどのエントリをみてもいろんな人が同じような疑問を持っている事がわかったので、2013年は勉強会もいろんな形のものが増えてくるんじゃないかなぁと期待しています。

お疲れ様でした!

参加者のみなさま。
登壇者のみなさま。
DevLoveスタッフのみなさま。
本当にありがとうございました!お疲れ様でした!


そして2013もDevLoveさんの今後さらなる発展を祈りまして。
DevLoveさんにおいつけおいこせでqpstudyも頑張るかと思いますw

関連サイト

NAVERまとめ


Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)